思いつくまま、気の向くままの始まりはハナミズキに集う野鳥たち
庭のない我が家で成長したハナミズキに寄り添った鳥たちの話です。いまは切り株しかないので、過去の話になります。

シンボルツリーとして植えたつもりはなかった。狭い花壇だったので、きっと大きく成長することなどないと思って植えた白い花のハナミズキ。それが、何を気にいったのかズンズンと成長し、あっという間に2階の屋根まで達してしまった。毎年のように鮮やかな白い花を満開に咲かし、それはそれは奇麗だったのだが、どうも建物に影響を及ぼしていることがわかり、泣く泣く伐採することに。そんな、今は亡きシンボルツリーに来翔してきた野性の鳥たちの話です。
※こちらに我が家のハナミズキを紹介してます

一休みに立ち寄る鳥たちを誰よりも楽しみにしていたのは我が家のクロネコ・ミーでした。いつもの出窓の特等席で身を乗り出して、誰よりも早く気づき片時も目を離さない姿は、微笑ましいというより、獲物を狙う野性そのもの。
肉眼で確認した来翔した鳥の種類は、カラス、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、シジュウカラ、メジロになります。この鳥たちの力関係はカラス>ヒヨドリ>スズメ>シジュウカラ>メジロなのだが、判官びいきのため、メジロが来ると一番テンションが上がった。どちらかと言うと容姿によることが大きかったのが本音で、二番目に期待していたのがシジュウカラだった。一番多く見かけたのがヒヨドリでハナミズキの赤い実もよく食べていた。
そんな勢力図から外れていたのが、成りは大きいものの、どこか遠慮がちなキジバトが一番大胆な行動に出たのだから驚いた。なんと巣を造ったのだ。

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