噂は本当なのだろうかー猫は液体ー
よく猫は液体と言われるが、それは全身の柔らかさからくるだけではなく、見た目も液状の物体でもある。力を入れない時が多いので、床などに寝転がると半液状に広がってしまうのだ。それがクロネコだともっと顕著。黒い液体にしか見えないことがある。基本、抱っこするのは嫌いなのだが、抱き上げた時の力の抜き具合が容赦ない。結構な重さがあるので、液体とまでは言わないが、力を抜くとジェル状の物体になるから、そのまま両腕から零れ落ちそうになる。ビヨーンと伸びてしまうので重さは倍増。犬などは、自分でも形を保持するためか、抱きやすいよう体を合わせてくれる。だが我が家のクロネコは一気に力を抜くので持ち辛いことこの上ない。まあ抱っこが嫌いなので、協力する気など微塵もないのだが。抱っこが好きな猫は、それなりに合わせてくれるのだろうか。


猫は液体を象徴する話を一つ。この画像は洗濯籠に収まている我が家のクロネコである。目と耳、口の場所が見えなくなると、もう黒い液体にしか見えない。この洗濯籠が好きで、見つけると中に飛び込み、「運べ!」と要求するのだが、運び終わると暫く、そこでくつろいでいる。その時にリラックスして眠ってしまうこともしばしば。すると、こんな感じになる。ただの黒い液体と化すのだ。まさしく「猫は液体」を象徴している。それほど全身がしなやかで柔らかいのだろう。




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