海水魚の魅力は極彩美-4

マリンアクアリウム

魚類だけではない なぜか甲殻類も色彩豊か

 海水魚で色彩が特化しているのは、なにも魚だけではない。前回も少し触れたシャコガイもメタリックに輝き鑑賞性が高い。これはサンゴと同じ蛍光タンパク質があるからで、この元素は褐虫藻と関係があるらしい。つまりヒメジャコガイのメタリックな輝きはサンゴの一部と同じ理由なのだ。しかし、サンゴやシャコガイだけでなく、同じ海水魚ではない飼育生物である、甲殻類もかなり美しい色合いのものが多い。

まさしくホワイトソックス。赤と白のコントラストが良い

 ほとんどがクリーナーとして役割を担っているエビの仲間だが、なかなかの色彩美がいる。その中でもホワイトソックス(和名: シロボシアカモエビ)は、赤と白のコントラストが鮮やかで、有無を言わせない美しさがあった。エビではあるが、単独での飼育をしている人も多いようだ。

役目はクリーナーなので、体色に反し、いつも控えめ

 もう一種、海水生物らしいエビを紹介。その名もフリソデエビ。もちろん和名で、和服の振袖から名づけられた。英語名はハーレクイン・シュリンプ。ハーレクインは道化師。この名前も言い得て妙である。下の写真を見ていただけるとわかるのだが、形と模様は海水魚の中でも特筆すべきであるが、その生態も面白い。まず一夫一妻制でショップでの販売は、ほとんどがペアである。そして餌となるのが、かならずヒトデ。ヒトデならなんでもいいのだが、与えると見事に夫婦で折り畳みながら分解して食するのだ。この光景が丁寧でなんか見ていて楽しい。ちなみに、ポップな体色は警戒色らしいが、毒はない。毒があるように見せているのだろう。

色合いも形も面白いフリソデエビ言い得て妙

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