2026-07-10

路地裏の映画少年

いつかの映画少年 極私的映画感  vol.5『狼たちの午後』

この映画を観たことで、それまでの映画鑑賞とは異なる嗜好が芽生えたと言ってもいい。あまり格好の良くないアル・パチーノと、シドニー・ルメットのカメラワークと演出。日本の事件もののテレビドラマとはまったく違った。それまでパニックスペクタル映画を中心に鑑賞していたが、人間ドラマへシフトするきっかけとなった作品だ。ニューヨークの暑い夏の日の出来事に一気に引き込まれた記憶がある。