賑やかな早朝の公園

鳥たちの事情
早朝は鳥たちの時間 ただ出会えるのは鳥だけではない

 6月は1年でもっとも夜明けが早い。つまり鳥たちの目覚めも早い。でも梅雨真っ盛りなので、鳥たちの活動はあまり見れない。それでも、雨が降らない朝は、とても美しい朝焼けが広がる。それを見るだけでも早起きに意味はあるが、やはり騒ぎ出す鳥たちの観察が楽しみの一つ。目の前の公園では多くの鳥たちが準備を始めている。

姿は見えないけど、耳心地の良い囀りが聞こえる

 夏が近い日になると多くの鳥たちが目の前の公園で準備を始める。キジバトの朝の囁きは誰もが耳にする風物音でしょう。ムクドリやヒヨドリに紛れて、たまにオナガが飛んでくる。でもわがもの顔なのは、住宅街ではカラス。まあ、騒いでいる。朝の挨拶なのか、存在を誇っているのか。とにかく声が大きい。地面を歩く人間など見下しているのだろう。

早朝でも、住宅街の主役はやはりカラス

 そして、よく目にするのがコウモリ。そうイソップ童話で有名な、どっちつかず、日和見の例えで使われる獣である蝙蝠。もうすぐ明るくなると、いなくなるためか、最後のえさを求めて何匹もが飛び交っている。とにかく早くて、複雑な動き。直線的に飛行する鳥とは違う軌跡が面白い。でも樹に留まることなどないので、その姿をじっくり観察することなどできないのだが、数年前になってしまうが、その姿をじっくり見ることができた。

鳥類ではないが、コウモリが早朝に飛び交う。まだ明るくないことが条件

 夜明けに玄関の隅に小さな黒い塊が何個も落ちていることに気づいた。何かの糞ではないか、と思ったのだが、何か昆虫だろうか、という印象だった。しかし、こんな排泄物を昆虫が落とすのだろうか、などと疑問を抱いていた時、その犯人がわかることに。これも早朝だが、小さな全身毛に覆われた生き物が天井と壁の突き当りに留まっていたのだ。一瞬、正体がわからなかったが、すぐにコウモリであることがわかった。結構、うれしかった。コウモリが休む姿は、世間のイメージと違い、可愛いの一言。モグラと一緒で、産毛がそろった生物は可愛いのだ。子供ころ、捕まえようとしたことが何度もあるが、日本のコウモリなど飼えることなどできるはずがない。子供は無知で、生き物にとっては恐ろしい存在だ。今更、反省してもしかたないのだが。

こんなスミに小さな姿が。最初はなんだかわからなかった
必死に壁に捕まる姿が可愛かったけど、もちろん触れてはいけない
これは違う日。おそらく奥の樫木だと思われるが、鳥たちの賑やかな囀りが楽しそうだ

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